架空料金請求詐欺(名義貸しトラブル等名目[愛媛県 07/29 10:14] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年7月26日、新居浜署管内で特殊詐欺(架空料金請求詐欺)の被害を認知しました。

【事案の概要】

令和6年7月12日、新居浜市在住の70歳代女性方の固定電話に、介護福祉業者を名乗る甲男から、「老人施設が新しくできて、あなたに入る権利があります。」「私の知り合いのおばあちゃんにその権利を譲ってくれませんか。」などと電話があり、女性はこれを承諾しました。

後日、甲男の上司を名乗る乙男から女性に入居確認の電話があり、女性が名義貸しをしただけで入居するつもりはないことを伝えたところ、乙男から、「名義貸しは犯罪となる。」「名義貸しの問題を解決して、みんなが逮捕されないようにするには1週間以内に1,000万円を準備する必要がある。」「こちらで600万円は用意できるがまだ足りない。」「200万円を私宛の住所に送ってほしい。」「7月22日に200万円は返します。」などと言われました。

これを信用した女性は、同月19日、現金200万円を宅配便で乙男が指定する住所地に送付し、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

 〇「あなたに権利があります(獲得しています)。不要であれば権利を譲ってください。」等との電話はサギです。

 〇「現金を宅配便で送って。」と言われたらサギです。

 〇犯人は、「権利譲渡は犯罪」などと不安をあおり、最終的に現金を宅配便で送ったり、ATMで送金したりするよう誘導することでお金をだまし取ります。

 〇電話でお金の話になったら、まずは詐欺を疑ってください。

※架空料金請求詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。

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