令和7年1月15日、県内において警察官をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を2件認知しました。
【予兆電話の内容等】
1 令和7年1月15日午前11時30分頃、四国中央市在住の40歳代女性の携帯電話に、「+(プラス)」から始まり、「110」で終わる国際電話番号で、大阪府警の警察官をかたる男から、「マネーロンダリング事件であなた名義のキャッシュカードが使われている。電話で聞き取りをしています。一人になれる場所に行ってください。」などと電話がありましたが、女性が詐欺の電話だと気付いて電話を切ったことで、被害に遭っていません。
2 同日午後0時25分頃、松山市(松山南署管内)在住の40歳代男性の携帯電話に、警視庁捜査二課を名乗る女から、「佐賀県警が事件で家宅捜索した際に、あなた名義の通帳が出てきました。佐賀県警まで行けますか。」などと電話がありましたが、男性が詐欺の電話だと気付いて電話を切ったことで、被害に遭っていません。
※これらの予兆電話は、その後、「あなたを共犯として捜査している。」「あなたを逮捕することができる。」などと言って不安にさせ、「犯罪に関与していないことを証明するために、資金調査をする。」「あなた名義の口座はすべて凍結されるので、こちらが用意する口座に預金全額移動させて。」など様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「+」や「010」から始まる番号は、国際電話番号です。
国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇 全国の警察機関で使われている末尾が「110」の電話番号からの警察官をかたるオレオレ詐欺の電話が増加しています。
犯人は、警察からの電話だと信用させるため、末尾が「110」の電話番号を使って電話をかけてきているので、注意してください。
〇警察官が調査名目や口座凍結回避名目等で現金の振込み等を要求することはありません。
〇電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺のだまし言葉などを知っておきましょう。
→ 【愛媛県警察公式YouTube 警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】
https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
【予兆】警察官をかたるオレオレ詐欺の電話に注意!
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