令和6年6月26日に松山東署管内で、SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年5月上旬頃、松山市在住の50歳代女性は、SNSを通じて日本人を名乗る男と知り合い、以後、SNS上の通話機能とメッセージ機能を利用してやりとりを重ね、親近感を持つようになっていたところ、同男から投資話を持ち掛けられた。
男のことを信用した女性は、同月中旬、同男に教えられた暗号資産アプリをダウンロードし、同アプリ内のカスタマーサポート等とやりとりをして、指定された口座に投資金を振り込み、同アプリを操作すると、アプリ画面上で利益が表示され、実際に女性の銀行口座に利益分として入金があった。
このため、女性は同男の投資話をますます信用し、同男から投資金の増額を勧められるがまま、同月25日から同月29日までの間に、3回にわたり、カスタマーサポートが指定する銀行口座に現金合計500万円を振り込んだ。
その後、女性は同アプリ画面上の利益を含む全額を自分の口座に出金しようとしたところ、カスタマーサポートから、「あなたの操作ミスで資産が凍結されたため、解除する費用が必要である。」等と指示され、6月11日から同月14日までの間に、3回にわたり、カスタマーサポートに指定された銀行口座に現金合計約420万円を振り込み、それぞれだまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント】
SNSを利用したロマンス詐欺が発生しています。
恋愛感情や親近感を抱かせるために、様々な内容のメッセージを送信してくるものの、実際に会う前に投資等、お金の話になった場合は、詐欺を疑い、警察に相談してください。
※SNS型ロマンス詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。