警察や総務省の職員をかたる電話にご注意を[愛媛県 09/11 15:49] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年9月11日、松山市、西条市において、警察や総務省の職員をかたる、オレオレ詐欺の予兆電話を2件認知しました。

【予兆電話の内容等】

1 令和6年9月11日午前11時30分頃、松山市(松山東署管内)在住の80歳代女性方の固定電話に、「警察です。あなたの電話が悪いことに使われているので、1を押してください。」等と自動音声ガイダンスの電話があり、女性が1番を押すと、男に電話がつながり、その男から「警察ですが、大変なことです。あなたの電話が悪いことに使われています。公文書を書くので、あなたの住所、氏名、生年月日を教えてください。」等と言われましたが、女性が電話を切ったことで、被害に遭っていません。

2 同日午前11時30分頃、西条市(西条西署管内)在住の60歳代男性方の固定電話に、「総務省です。あと2時間で電話が使えなくなる。」等と自動音声ガイダンス電話がありましたが、男性が電話を切ったことで、被害に遭っていません。

※これらの予兆電話は、その後、警察官や検察官をかたる犯人に電話がつながり、「あなた名義で契約された携帯電話が暴力団犯罪に使われている。」「犯人は「あなたにもお金を渡した。」等と言っている。」「資金調査をする必要がある。」「関係のないことが分かればお金は返金します。」「このことは誰にも言ってはいけない。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。

【被害に遭わないためのポイント】

〇突然、「電話が使えなくなる。」などと電話があっても焦らず、一旦電話を切りましょう。

〇突然かかってきた電話で、個人情報を聞かれても答えないようにしましょう。

〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。

〇警察官を装うオレオレ詐欺では、犯人がSNS(LINE等)で連絡を求め、警察手帳や逮捕状のようなものを見せつける事例が確認されていますが、警察官が、職務上SNS(LINE等)のアカウントの交換やビデオ通話を求めることはありません。

〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしましょう。

※愛媛県警察公式Youtubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

 音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

 → 【愛媛県警察公式Youtube 詐欺電話】

   https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。


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