令和6年7月29日、愛媛県内(今治警察署管内、伯方警察署管内)において還付金詐欺の予兆電話を2件認知しました。
【予兆電話の内容等】
1.令和6年7月29日午後0時頃、今治市内(今治警察署管内)在住の30歳代女性方の固定電話に、金融機関職員をかたる者から「市から委託を受けています。緑色の封筒で、保険料の払い戻しの件です。コンビニエンスストアで。」などと電話がありましたが、女性がサギを疑い、電話を切ったことで被害には遭っていません。
2.同日、午後2時15分頃、今治市内(伯方警察署管内)に所在する店舗の固定電話に、市役所職員をかたる男から、「2月に保険の還付金を請求するための青色の封筒を送っている。7月25日が締切りで、請求が届いていないので連絡した。還付金の請求には手数料がかかるが、残高が50万円以上ある口座であれば手数料がかからない。50万円以上の残高がある口座はあるか。」などと電話があり、電話に出た男性が、金融機関名を答えると、その金融機関の職員をかたる男から、電話があり、「午後2時半に予約をしたから、近くのコンビニエンスストアに行って着いたら今から言う電話番号に電話をかけるように。」などと言われましたが、男性がサギの電話だと気付き、電話を切ったため、被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇市役所などの自治体の職員や、金融機関職員が電話でATMの操作をお願いすることはありません。
〇携帯電話で通話しながらATMを操作している人を見かけた時には、勇気を持った声掛けをお願いします。
〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。
〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。
〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中!【7月25日(木)?8月1日(木)】
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。