サポート詐欺の被害を認知しました[愛媛県 04/30 17:25] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

令和6年4月30日に西条署管内で、パソコンの修理代金等を名目とした架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。



【被害の状況】

 令和6年4月29日、西条市に住む60歳代男性が自宅でパソコンを使用していたところ、「エラーが発生しました。この電話番号に電話してください。」などと記載されたポップアップ画面が表示された。

 男性が同画面に表示された連絡先に電話すると、ソフトウェア開発会社を名乗る片言の日本語を話す男から、「悪いウイルスが入っているのは間違いない。」「ソフトを入れて取り除く。」「電子マネーで支払ってください。」などと言われた。

 これを信用した男性は、同日、複数回にわたり、西条市内のコンビニエンスストア複数店舗で合計78万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号をパソコンの画面に表示された入力フォームに入力して相手に伝え、だまし取られたもの。



【被害に遭わないためのポイント】

〇突然「ウイルス感染」などのポップアップが表示されたら「詐欺」を疑いましょう。

〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて」と言われたら、間違いなく詐欺です。すぐに電話を切って、家族や警察に相談しましょう。

〇サポート詐欺の被害では、パソコンの遠隔操作をされることもあります。まずはLANケーブルを抜いて、ネットワークを切断しましょう。

〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。

〇「+1」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が急増しています。

 このような番号に心当たりのない方は電話に出ない、かけ直さないようにしてください。



※サポート詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。
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