令和6年12月9日、西条西警察署管内において、被害総額約580万円のオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年11月20日、西条市在住の30歳代女性の携帯電話に、内閣サイバーセキュリティセンターの職員を名乗る甲男から、「あなたが原因で不特定多数の人のスマホやパソコンがウイルスに感染している。」「92人の方がウイルスに感染し、うち2人が訴訟を起こそうとしている。」「損害賠償となれば数千万円が必要となるが、支払いは可能ですか。」などと電話があり、さらに、「本当はいけないが、うちの会社の救済法を使って示談に持っていこうと思うので、このことは口外しないで欲しい。」「ウイルス保険として代金を支払ってもらえれば、示談金等の所要のお金は賄える。」などと言われたため、この話を信用した女性は、同月22日、西条市内の金融機関に設置のATMから、相手方に指定された口座に現金約30万円を振り込みました。
その後、甲男から、「保険では賄えない示談金がある。」「顧問弁護士にも確認する。」などと電話があり、更に弁護士を名乗る乙男からも、同様の内容で電話があったことから、この話を信用した女性は、同月23日から29日までの間、8回にわたり、同じく西条市内の金融機関に設置のATMから、相手方に指定された口座に現金合計550万円を振り込み、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇官公庁の職員が、電話でATMの操作を依頼することはありません。
「ATM」というキーワードが出てきたときは、詐欺を疑いましょう。
〇コンビニや金融機関などで、携帯電話を使用しながらATMを操作する人を見かけたら、積極的な声かけや110番通報するなど、被害防止にご協力をお願いします。
※オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生するおそれがあるため、県内全域に配信しています。
オレオレ詐欺の被害を認知しました
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