令和7年1月14日、県内において年金事務所をかたる自動音声ガイダンスの予兆電話を認知しました。
【予兆電話の内容等】
令和7年1月14日午後4時頃、伊予郡松前町在住の60歳代女性方の固定電話に、自動音声ガイダンスで、「年金事務所です。国民年金の受給者に書類を郵送したが、返送がない家庭に電話しています。このままでは年金がもらえなくなります。詳しい話を聞く場合は、オペレーターに・・・。」などと電話がありましたが、女性が電話を切って年金事務所に相談したことで、被害に遭っていません。
※この予兆電話は、この後、「オペレーターにつなぐには〇番を押してください。」と指示され、ガイダンスに従って番号を押すと、オペレーターをかたる犯人に電話がつながり、「年金の過払いがあり、還付金がある。」「還付手続のため、キャッシュカードを持ってATMに行ってください。」「ATMに着けば、手続方法を説明するので、電話してください。」などと言われ、ATMに行って電話すると、手続方法と称して振込操作を指示され、お金をだまし取られる還付金詐欺に発展する可能性があります。
新しいだましの手口の予兆電話ですので、注意してください。
【被害に遭わないためのポイント】
〇自動音声ガイダンスの電話が急増しています。
ガイダンスに従って番号を押すと、犯人につながるので、押してはいけません。
〇ATMで還付金を受け取る手続はできません。
〇特殊詐欺犯人は、日々新しい手口でお金をだまし取ろうとしています。
この情報をご家族、ご友人と共有していただき、家族の絆で特殊詐欺被害をなくしましょう。
〇電話の相手が誰であっても、お金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
【予兆】年金事務所をかたる自動音声ガイダンスの電話を認知しました
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