令和6年11月13日に宇和島署管内において警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年11月5日、北宇和郡在住の60歳代男性方の固定電話に、総務省職員を名乗る甲女から、「あなたの携帯電話が不正登録されています。」「止めるなら警察に連絡する必要があります。」などと電話があり、その後、警察官を名乗る乙男と電話を代わり、同人の指示により、SNSアプリでやり取りをするようになりました。
すると、同人から、「あなたの携帯電話がマネー・ローンダリングに使われている。」「詐欺事件の容疑者としてあなたを捜査している。」「一日3回定時連絡を入れてください。」「あなたの運転免許証や顔写真を送って下さい。」と言われたため、その指示に従っていたところ、男性の名前が記載された逮捕状と思われる書類の画像が送信されてくるとともに、「裁判所からあなたの逮捕状がでました。」と言われ、更に、乙男の上司を名乗る丙女から、「検事からあなたの処分について私に一任すると言われています。」と言われました。
その後、同月8日、丙女から、「あなたのことを信用するためには、保証金を振り込んでもらう必要がある。」などと言われ、これを信用した男性は、携帯電話を使用して、相手の指定するネット銀行口座に、3回にわたり、合計200万円を送金し、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官や検察官が捜査の名目で、現金の振込みや資産管理等を要求することは絶対にありません。電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦電話を切って、相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
※ オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。
警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました
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