令和6年8月19日、八幡浜市及び西条市において、総務省をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。
【予兆電話内容等】
令和6年8月19日午後2時45分頃、八幡浜市在住の60歳代女性方の固定電話に、「総務省からのお知らせです。2時間で電話が使えなくなります。オペレーターと話したい場合は1番を押してください。」などという自動音声ガイダンス電話がありましたが、女性が不審に思い、警察に相談したことで被害には遭っていません。
また、同日午後3時10分頃、西条市(西条署管内)在住の70歳代女性方の固定電話に、「総務省です。あと1時間ですべての電波が消えます。詳しい話は1番を押してください。」などという自動音声ガイダンス電話がありましたが、女性が不審に思い、すぐに電話を切ったことで被害には遭っていません。
※この予兆電話は、自動音声ガイダンスの後、警察官や検察官をかたる犯人につながり、「あなた名義で契約された携帯電話から迷惑メールが大量に送られている。」「資金調査をする必要がある。」「このことは誰にも言ってはいけない。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「電話(電気)が止まります。」という自動音声ガイダンスの電話は詐欺です。
〇相手が誰を名乗っていても、電話で口座番号や暗証番号を教えてはいけません。
これらを教えることで、犯人に不正にネットバンクを開設される可能性があります。
〇「+1」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が発生しています。
このような番号に心当たりのない方は電話に出ない、かけ直さないようにしてください。
〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。