国税庁をかたるオレオレ詐欺の電話に注意![愛媛県 10/30 16:25] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年10月30日、東温市(松山南署管内)において、国税庁をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を2件認知しました。

【予兆電話内容】

1 令和6年10月30日午後0時30分頃、東温市在住の50歳代男性方の固定電話に、「国税庁です。9番を押してください。」などと音声ガイダンスの電話があり、男性がガイダンスに従って1を押すと、国税庁催促センター職員を名乗る男に電話が代わり、「あなたが令和6年7月10日に海外から購入した商品の関税が未払いになっている。」などと言われ、男性が心当たりがないことを伝えると、「不正利用の被害に遭っている可能性がある。このまま東京の警察に電話をつないで話してもらうか、お近くの警察署に被害届を出してください。」などと言われ、男性が警察署を訪れたことで被害には遭っていません。

2 同日午後0時30分頃、東温市在住の50歳代男性方の固定電話に、国税庁職員を名乗る男から、「あなたは海外で多額の買い物をして日本に輸入していますが、それに関して約50万円の関税が未納になっている。」などと言われ、男性が心当たりがないことを伝えると、「警察に被害届を出さなければなりません。最寄りの警察署に行くか、このまま警視庁の組織犯罪対策部門に電話をつなぐこともできますが、どうしますか。」などと言われ、男性が警察署を訪れたことで被害には遭っていません。

※ この予兆電話は、この後、警察官や検察官を名乗る犯人に電話がつながり、「あなたを逮捕することができる。」「資金調査をする必要がある。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。

【被害に遭わないためのポイント】

〇突然、「関税の未払いがある。」などと電話があっても焦らず、一旦電話を切りましょう。

〇相手が官公庁職員や警察官を名乗っていても信用せず、「折り返します」と伝え、相手の所属や氏名、連絡先を確認してください。

〇警察官を名乗るオレオレ詐欺の電話で犯人は、「地元の警察ではこの事件のことは分からない。」「捜査の秘密があるので誰にも言ってはいけない。」などと、警察や家族に相談させないような言葉を言ってきます。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。

※特殊詐欺被害アラート発令中!

 【10月25日(金)?11月1日(金)】

※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

 音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

 → 【愛媛県警察公式YouTube 警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】

   https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。


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