松山東署管内で、「あなた名義のクレジットカードが他人に利用された。」「キャッシュカードと通帳を取りに伺います。」旨の予兆電話を認知しました。
【被害の状況】
令和6年4月20日、松山市内に住む80歳代女性方の固定電話に、カード会社職員を名乗る女から、「あなた名義のクレジットカードが他人に利用されて高額請求が来ており、利用不可となっています。」などと電話があり、その後、金融庁職員を名乗る男から、「明日、キャッシュカードと通帳を取りに伺います。その際に、新しいキャッシュカードと通帳をお渡しします。」などと電話がありましたが、女性が電話をしながらメモを取っている様子を見て不審に思った親族が電話を代わり、詐欺と看破したことから、被害には遭っていません。
【預貯金詐欺への対策】
〇官公庁や金融機関の職員になりすました電話の後、キャッシュカードや通帳を自宅まで取りに来る可能性があります。キャッシュカードの暗証番号等は絶対に教えないでください。
〇電話の相手は見えません。官公庁の職員を名乗っていても、お金の話になったら一度電話を切って確認しましょう。
〇最初の電話は固定電話にかかってきます。犯人の話術は巧妙なので直接話をしないよう、固定電話は防犯機能付きのものにしておきましょう。
〇特殊詐欺犯人は、日々新しい手口を考えながらお金をだまし取ろうとしています。
この情報をご家族、ご友人と共有していただき、家族の絆で特殊詐欺被害をなくしましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中
【4月19日(金)?4月26日(金)】
※預貯金詐欺の電話は県内全域で発生することがあることから、発生地以外の市町の方にも配信させていただきます。