証券会社を名乗るサギ電話に注意![愛媛県 06/17 16:54] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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伊予警察署管内において、証券会社を名乗る予兆電話を認知しました。

【予兆電話内容】

 令和6年6月14日午後5時頃、伊予市に住む70歳代女性方の固定電話に、証券会社社員を名乗る男から、「800万円の証券の権利が当たりました。あなたが受け取らなければ、他の人に渡ります。」などと電話があり、女性が、「興味がないのでいらないです。」旨答えると、「また後日、確認のために電話します。」と言われ、電話が切れた。

 すると、本日(同月17日)午後1時30分頃、同じ固定電話に、前回と同じ男から、「証券の権利をどうしますか。」などと電話があり、女性は相手の名前や会社の電話番号を聞きましたが、男は答えませんでした。さらに、「弁護士から電話します。」と言って電話が切れましたが、女性が警察に相談したことで、被害には遭っていません。

 この電話は、この後、「権利を譲ることは名義貸しで犯罪になる。」「名義貸しをしたことで、口座が凍結されてしまうため、現金を宅配便で送って。」などと要求される詐欺に発展する可能性があります。

【被害に遭わないためのポイント】

〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇電話の相手は見えないため、電話でお金の話になれば、相手の名前や会社名の連絡先を聞いて、その会社に確認してください。

〇普段かかってこないような電話があれば、家族や警察に相談しましょう。

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。

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