特殊詐欺被害アラートを発令しました![愛媛県 08/06 10:26] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年8月2日及び5日に、特殊詐欺の予兆電話を複数認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。

発令期間は、令和6年8月6日(火)から8月13日(火)までの間です。

愛媛県内に特殊詐欺の電話が多くかかっていますので、いつも以上に警戒をお願いします。

【予兆電話のあった日と地域】

〇8月2日(金):四国中央市、松山市(松山東及び松山西警察署管内)

〇8月5日(月):西条市(西条及び西条西警察署管内)、新居浜市

【予兆電話の特徴等】

今回、認知している予兆電話の多くが、自動音声ガイダンスで「電話が止まります。」や「個人情報が漏れています。」などと不安にさせる言葉のあと、「1番を押してください。」などと伝え、ガイダンスに従うと、オペレーターをかたる犯人につながり、その後、個人情報保護委員会や警察等の公的機関をかたる犯人に代わり、個人情報漏洩の保証金名目や口座凍結回避名目等の様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展する可能性があります。

また、還付金詐欺の予兆電話も認知しており、還付金詐欺では、自治体、公的機関や金融機関の職員を装う犯人から、「還付金(払戻金)があります。事前に案内しており、期日は過ぎていますが、今なら手続ができます。」などと電話があります。

その後、犯人は「ATMに行ってもらえれば手続を案内します。」などと言ってATMへ誘導して操作を指示して、犯人が管理する口座への送金をさせたり、場合によっては、インターネットバンキングを使うように指示するなどしてお金をだまし取ります。

【被害に遭わないためのポイント!】

〇自治体、公的機関や金融機関の職員が、ATMで保険料や医療費、年金などの還付の手続を依頼することはありません。

〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、誰かに相談しましょう。

〇携帯電話で通話をしながらATMを操作している人を見かけた時は、勇気を持った声掛けと警察への通報をお願いします。

〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。

〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を他人に教えないようにしましょう。

〇犯人は「この話は絶対、誰にも言ってはいけない。」などと言ってきますが、それでもお金の話は、必ず誰かに相談しましょう。

【特殊詐欺被害アラートとは】

1週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を1日に2件以上認知した日が2日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。

※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。

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