令和6年8月2日に四国中央警察署管内で、パソコンの修理代金等を名目とした架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年8月1日、四国中央市在住の50歳代男性がパソコンに届いていたメールを開いたところ、突然、パソコン画面に、「ウイルスに感染しています。この画面を閉じないでください。」などと音声が流れ、警告通知が表示されたことから、表示されたサポートセンターの電話番号に電話をかけたところ、サポートセンター職員を名乗る片言の日本語を話す男から、「パソコンがウイルスに感染しています。このままだと銀行カードなどの個人情報が流出します。修理をするためには保証金が必要になります。コンビニで電子マネーを購入して、カードに書かれている番号を教えてください。この電話とパソコンは切らないでください。」などと言われました。
これを信用した男性は、同日から翌2日にかけて、四国中央市内等のコンビニエンスストアで2回にわたり、合計32万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を伝え、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇突然「ウイルス感染」などのポップアップ画面が表示されたら「詐欺」を疑いましょう。
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて。」は詐欺です。
電話でお金の話になったら、まずは詐欺を疑ってください。
〇サポート詐欺の被害では、パソコンの遠隔操作をされることもあります。
まずはLANケーブルを抜いて、ネットワークを切断しましょう。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
〇「+1」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が発生しています。
このような番号に心当たりのない方は電話に出ない、かけ直さないようにしてください。
※ サポート詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。