令和6年11月14日、県内で特殊詐欺の予兆電話を6件認知しました。
県内に多くの予兆電話がかかってきていますので、いつも以上に注意してください。
【予兆電話があった日時場所等】
1 令和6年11月14日 午前9時頃
松山市(松山西署管内)に住む50歳代女性方
2 同日 午前9時30分頃
松山市(松山東署管内)に住む60歳代女性方
3 同日 午前9時55分頃
新居浜市に住む70歳代男性方
4 同日 午前10時10分頃
新居浜市に住む70歳代男性方
5 同日 午前11時40分頃
松山市(松山東署管内)に住む40歳代男性方
6 同日 午後1時55分頃
松山市(松山西署管内)に住む70歳代男性方
【予兆電話の内容等】
2の予兆電話については、NTT職員をかたる者から、「新宿の携帯ショップであなたの夫名義で携帯電話を契約されているので、固定電話や携帯電話を2時間後に止める。契約内容を確認するので、住所、氏名、生年月日を教えてほしい。身分証を偽造された関係で、管轄の警察署に行ってください。」などと電話がありましたが、女性が警察に相談したことで被害には遭っていません。
2以外の予兆電話については、総務省やNTTをかたる、「2時間後に電話が使えなくなります。オペレーターにつなぐには1番を押してください。」という自動音声ガイダンスの電話で、ガイダンスに従って1番を押すと、オペレーターをかたる者につながり、氏名、生年月日等の個人情報を聞かれる内容ですが、いずれも電話を受けた方が電話を切ったことで被害には遭っていません。
上記1から6の電話は、すべて固定電話にかかってきています。
このうち、1,2及び6については、「+(プラス)」で始まる国際電話番号からの電話でした。
※ これらの予兆電話は、その後、警察官や検察官をかたる犯人に電話がつながり、「あなた名義で契約された携帯電話が特殊詐欺事件に使われている。」「資金調査をする必要がある。」「守秘義務があるため、この話は誰にも言ってはいけない。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。
【被害に遭わないためのポイント】
〇突然、「電話が使えなくなる。」などと電話があっても焦らず、一旦電話を切りましょう。
〇警察官や検察官が調査や口座凍結回避の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇相手が官公庁や通信事業者の職員を名乗っていても、電話で個人情報を教えてはいけません。
〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中【11月7日(木)?11月14日(木)】
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。
→ 【愛媛県警察公式YouTube 警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】
https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
【連日認知】オレオレ詐欺の電話に注意!
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