警察、検察をかたるオレオレ詐欺の被害を認[愛媛県 08/02 13:12] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年8月2日、松山東署管内においてオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

令和6年6月26日、松山市在住の70歳代男性の携帯電話に、国の機関を名乗る甲男から、「あなた名義の電話番号が犯罪に使われていて、あなた名義の電話番号はすべて使えなくなります。」「警察に相談してください。こちらから警察に繋ぎます。」などと言われ、警察官を名乗る乙男に電話が繋がり、「あなたは詐欺の共犯になっていて、逮捕する予定でした。」「あなたの取調べをする必要があるが、しなくて済むよう秘密契約を結びます。」などと言われると、SNSに誘導され、以降、乙男とSNSでやり取りをするようになりました。

そうしたところ、乙男から「検察官があなたの財産をストップしたいと言っている。」などとメッセージが届き、SNSの別アカウントに誘導され、乙男と検察官を名乗る丙男とSNSでやり取りをするようになり、乙男、丙男から、「財産凍結しない特例として、あなたの財産を管理します。」「口座のお金を政府管理下の暗号資産取引所に入れてください。」などと言われ、相手の指示に従い暗号資産取引のアプリをインストールし、同年7月6日、相手に指示されるまま同アプリを操作し、アプリに440万円を入金し、その後相手の指示に従いアプリを操作したところ、相手の指定したアドレスに440万円分の暗号資産を送金することとなり、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇警察官や検察官が調査や捜査の名目で現金の振込みを要求することはありません。

〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。

〇警察官や検察官を名乗る犯人は、「この件は誰にも話してはいけない。」などと口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。

〇電話でお金の話が出れば、一旦電話を切って、家族、知人、警察に相談しましょう。

※オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。

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