令和６年１０月２５日、新居浜警察署管内で、副業を入口とした架空料金請求詐欺の被害を認知しました。
【被害の概要】
令和６年１０月２日、新居浜市在住の２０歳代女性は、ＳＮＳで副業に関する広告を見つけ、同広告をクリックしたところ、日本人名を名乗るＳＮＳアカウントの甲が友達登録され、同人から「視聴した動画の画面を撮影して送信するだけで、収入が得られる。」などとメッセージが送られてきたので、指示役を名乗る乙の指示に従って、グループに参加して撮影した画像を送信するやり取りを繰り返したところ、アプリ上の専用口座に報酬が加算され、この話を信用するようになりました。
その後、乙から「高額報酬作業として、指定の口座にお金を振り込めば、より高額な報酬を得ることができる。」などとメッセージが送られてきたので、指導員を名乗る丙の指示に従って、同月２日及び同月１６日に、２回にわたって、現金及び電子マネー合計１万５,０００円を指定された口座に振り込むなどしたところ、数千円の報酬が女性の口座に振り込まれました。
すると、丙から「あなたがミスをして損失が発生した。」「違約金を支払わないといけない。」などとメッセージで現金を要求されたため、責任者を名乗る丁の指示に従って、同月２１日から同月２４日までの間、３回にわたり、指定された口座に現金合計約３０万５,０００円を振り込み、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇副業の名目で少額のお金を儲けさせて信用させた上、高額報酬をうたって大金をだまし取る詐欺が多発しています。
〇アプリのインストールを求められた場合、そのアプリが安全なものかどうか確認してください。
〇インターネット上のやり取りだけの間柄で大金を稼ぐことができるような話は詐欺の可能性が高いので注意してください。
〇お金を稼ぐはずが、振込みを要求された場合は、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。
副業を入口とした架空料金請求詐欺の被害を認知しました
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