SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました[愛媛県 07/18 15:58] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年7月18日に松山東署管内で、SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

令和6年5月下旬、松山市在住の50歳代女性はSNSを通じて日本人を名乗る男と知り合い、以後、SNSのメッセージ機能を利用してやり取りを重ねるうちに、同男に親近感を持つようになっていたところ、同男から暗号資産の投資を勧められました。

男のことを信用した女性は、同年6月5日、同男に紹介された暗号資産取引所(以下「取引所」と記載)のアプリをダウンロードし、アプリ内のチャット機能で同アプリの管理者から指定された口座に現金10万円を振り込むと、同日中に女性の銀行口座に収益分の入金がありました。

このため、女性は男の投資話をますます信用し、同月8日に同管理者から指定された口座に現金50万円を振り込むと、同男から暗号資産を購入して取引所へ送金するように指示され、同月13日から同月21日までの間、3回にわたり正規に購入した約650万円相当の暗号資産を取引所に送金しました。

その後、女性が送金した暗号資産を引き出そうとしたところ、同管理者から、税金の前払費用や、引出制限のない会員登録費用、口座凍結解除保証金名目に暗号資産での支払いを要求され、同月23日から同月27日までの間、3回にわたり正規に購入した約450万円相当の暗号資産を取引所に送金し、それぞれだまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

SNSを利用した暗号資産名目の詐欺が増加しています。

〇直接会話することなく、SNS上のメッセージだけでやりとりする。

〇「必ず儲かる。いくらか資金を肩代わりしてあげる。」などと言われる。

〇個人名義の口座にお金を振り込ませようとする。

〇振込先口座を頻繁に替える。

などがあれば、要注意!

すぐに警察に相談を。

※SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は、特殊詐欺被害と同じように、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。

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