サギの電話にご注意を![愛媛県 07/11 17:09] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年7月11日、愛媛県内において複数の特殊詐欺の予兆電話を認知しました。

【予兆電話の内容等】

?令和6年7月11日午後3時30分頃、松山市在住の70歳代女性方の固定電話に、「造幣局です。2時間後に旧札が使えなくなります。」などと自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性がすぐに電話を切ったことで被害には遭っていません。

?令和6年7月11日午後4時頃、西条市在住の70歳代女性方の固定電話に、「1時間以内に通信機器が停止します。1番を押してください。」などと自動音声ガイダンスの電話があり、女性が1番を押すと、総務省職員を名乗る男が出て、「あなたの携帯メールが犯罪に使われている。2時間以内に使えなくなる。」などと言われましたが、女性がサギの電話だと気付き、電話を切ったことで被害には遭っていません。

※この種類の予兆電話は、自動音声ガイダンスの後、警察官や検察官を名乗る犯人につながり、「電話があなた名義で不正に契約されている。」「口座(お金)の調査をする必要がある。」「捜査(調査)の秘密になるので絶対に誰にもいってはいけない。」などと言われ、お金の振込を要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするサギ被害に発展します。

【被害に遭わないためのポイント】

〇旧紙幣(旧札)は引き続き使用出来ます。「旧紙幣が使えなくなる。」という電話はサギです。

〇「電話(電気)が止まります。」という自動音声ガイダンスの電話はサギです。

〇相手が官公庁職員を名乗っていても、電話で口座番号や暗証番号を教えてはいけません。

 これらを教えることで、犯人に不正にネットバンクを開設される可能性があります。

〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。

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