令和6年7月1日、松山市において、特殊詐欺の予兆電話を合計4件認知したため、同月2日、特殊詐欺被害注意報を発令しました。
【予兆電話の特徴等】
今回、認知している予兆電話4件のうち、3件が総務省職員などをかたる犯人から、「あなた名義の携帯電話から迷惑メールが送信されている。数時間後に通信が止まる。」などと言われ、その後、警察や検察をかたるオレオレ詐欺に発展する予兆電話となっています。
残りの1件は、金融機関職員をかたる犯人から、「投資をする権利が当たりました、不要なら権利を譲ってください。」などという電話から始まり、名義貸しのトラブル名目の架空料金請求詐欺に発展する予兆電話となっています。
【被害に遭わないためのポイント】
〇電話でお金の話になれば、詐欺を疑って会話の途中でも電話を切りましょう。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。
〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワードなどを他人に教えないようにしましょう。
〇突然の「権利を譲ってください。」などという電話は詐欺です。
〇名義貸しトラブル名目の架空料金請求詐欺の予兆電話は、口座凍結回避などを理由に現金を宅配便で送るように言ってきますが、「現金を宅配便で送って。」は詐欺の言葉です。
〇詐欺犯人は、「絶対に誰にも言ってはいけない。」などと口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。