令和6年4月23日に松山南署管内で、SNS型投資詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年2月24日、70歳代男性の携帯電話のメール機能に著名人をかたる投資情報が送信され、男性は、SNS上の投資グループに加入し、投資の勉強会を閲覧していたところ、「期間限定であるが確実に利益が出る」という金の取引の内容を受け、同取引に参加することとし、前記著名人のアシスタントを名乗る女の指示に従い、3月20日、指定された金の取引サイトに登録し、同サイト内に口座を開設の上、ネットバンキングを使って、男性名義の口座からアシスタントの女が指定した口座に投資資金として100万円を入金した。すると、前記著名人等から、「投資に失敗した際の損害を防ぐため、投資は総資金額の10パーセントを上限とする。」と説明を受けたため、10万円を投資した結果、サイト内に開設した口座の残高が増えたため、ますますこれを信用し、更にアシスタントの女から投資資金を増額するよう促されたことから、男性は、前記投資資金名目の100万円を含め、3月20日から3月29日までの間、ネットバンキングを利用し、指定された金融機関口座に5回にわたり、現金合計1,300万円を振り込み、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
SNSを利用した投資詐欺が急増しています。
〇 実在する著名人をかたる。
〇 直接会話することなく、SNS上のメッセージだけでやりとりする。
〇 個人名義の口座にお金を振り込ませようとする。
〇 振込先口座を頻繁に変える。
などがあれば要注意!
すぐに警察に相談してください。
※SNS型投資詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。