令和6年6月20日(木)、松山市(松山西警察署管内、松山南警察署管内)と西条市(西条警察署管内)において、特殊詐欺の予兆電話を3件認知しています。
【予兆電話の内容等】
1 オレオレ詐欺などの予兆電話
(1)6月20日午前10時20分頃、西条市に住む70歳代女性方の固定電話に、「この電話機は1時間後に使えなくなります。オペレーターにつなぐ場合は1番を押してください。」などと自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性が電話を切ったことで被害には遭っていません。
(2)同日午後0時30分頃、松山市に住む80歳代女性方の固定電話に、「電話機が使えなくなる。1番を押せば担当者につながります。」などと自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性が電話を切ったことで被害には遭っていません。
2 還付金詐欺の予兆電話
6月20日午前11時頃、松山市にある店舗の固定電話に、市役所職員を名乗る男から、「保険料の払い過ぎがありました。それを払い戻します。どの銀行口座をお持ちですか。」などと電話があり、応対した60歳代男性が、取引のある金融機関や携帯電話番号を伝えると、市役所職員を名乗る男が、「金融機関から電話がありますので電話に出てください。」などと言い電話を切りました。その後、男性の携帯電話に金融機関職員を名乗る者から「コンビニ ATMで手続をしてください。」などと電話がありましたが、男性が金融機関に確認したことで、被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇突然、「電話が止まる。」「電話が使えなくなる。」などと電話があっても、焦らず、一度電話を切りましょう。
〇自動音声ガイダンスに従ってダイヤルを押してはいけません。
押してしまっても、知らない相手に個人情報等を教えてはいけません。
〇ATMで還付金を受け取る手続はできません。
〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。
〇電話でお金の話になれば、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中!
【6月18日(火)?6月25日(火)】
※特殊詐欺の予兆電話は県内各地に架かるおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しております。