令和6年5月23日、県内において、特殊詐欺の予兆電話を合計21件認知したため、特殊詐欺被害警報を発令しました。
現在、愛媛県内には特殊詐欺の予兆電話が多数かかってきていますので、いつも以上に警戒をしてください。
【予兆電話の内容】
固定電話に、NTT等の通信事業者を名乗る自動音声で、「NTTです。2時間後に電話が止まります。詳しく知りたい方は1を押してください。」などという音声ガイダンスが流れ、音声に従ってダイヤル「1」を押すと、NTTを名乗る犯人が電話に出て、「あなたが契約している携帯電話が犯罪に利用されている可能性がある。このままでは2時間後に電話が止まる。」などと言われます。
その後、犯人は、「暴力団があなた名義の携帯電話を使っている。このままでは警察に逮捕される。」などと言い、更に警察や検察を名乗る犯人から、「このままではあなたの口座が凍結されてしまう。捜査用預かり口座に全額振り込んだ方がいい。」などと電話があり、振込を要求する特殊詐欺に発展します。
【被害に遭わないためのポイント】
〇NTTやその関連会社を名乗る自動音声の予兆電話を多数認知しています。
〇電話でお金の話になれば詐欺を疑って、会話の途中でも電話を切りましょう。
〇電話で警察官を名乗っていても、相手の所属(警察署名、課名)を確認し、家族などに相談し、地元の警察に確認してください。
〇電話通信事業者が行う固定電話防犯サービスの導入や、在宅中でも自宅の固定電話を留守番電話に設定するなど、犯人と直接話さない対策をとりましょう。
〇国際電話の番号(「+」や「010」から始まる番号)やIP電話(050から始まる番号)を利用する予兆電話が多くなっています。知らない電話番号の電話は受けない、折り返さないようにしましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中!
【5月23日(木)?5月30日(木)】
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。