令和6年5月21日に松山市、東温市、四国中央市、大洲市で合計6件、5月22日に新居浜市、松山市で合計4件の特殊詐欺の予兆電話を認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。
発令期間は、令和6年5月23日(木)から5月30日(木)までの間です。
今回の予兆電話の多くが、NTTや法務省を名乗る「あなたの電話が使えなくなります。」「電話が止まります。」等との自動音声ガイダンスから始まるものとなっております。
この種類の予兆電話は、音声電話に従うと、最終的に警察官や検察官を名乗る犯人につながり、口座の凍結回避や調査等の名目でお金の振込や通帳やキャッシュカードを送るように要求される等の特殊詐欺に発展します。
愛媛県内に特殊詐欺の電話が多くかかっていますので、いつも以上に警戒をお願いします。
【特殊詐欺被害アラートとは】
1週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を1日に2件以上認知した日が2日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。
【被害に遭わないためのポイント!】
〇電話で警察官を名乗っていても、相手の所属(警察署名、課名)を確認し、地元の警察に確認しましょう。
〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を他人に教えないようにしましょう。
〇電話通信事業者が行う固定電話防犯サービスの導入や、在宅中でも固定電話を留守番電話に設定するなど、犯人と直接話さない対策をとりましょう。
〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、誰かに相談しましょう。
〇携帯電話で通話しながらATMを操作している人を見かけたら、勇気ある声掛けをお願いします。
※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しております。