令和6年5月22日に松山南署管内で、還付金詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年5月20日、伊予郡砥部町居住の60歳代女性方の固定電話に、町役場職員を名乗る男から、「保険課の者です。」「書類を送っているはずですが、届いていませんか。」「累積保険の払戻しが3万5,000円あります。」「手続は金融機関のATMでできます。」「金融機関の各支店は手続方法を教えてくれないので、あなたがATMに着いた頃に電話をかけさせます。」などと電話があった。
女性は、払戻しを受けられるものと信用し、砥部町内の商業施設に設置のATMまで赴いたところ、女性の携帯電話に金融機関職員を名乗る別の男から電話があり、同人の指示どおりATMを操作したところ、相手方が指定した口座に、現金約100万円が振り込まれることとなり、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント!】
〇「ATMで払戻金が受け取れる」は詐欺です。
公的機関や自治体、また金融機関の職員が、電話でATMの操作を依頼することは、絶対にありません。
〇携帯電話を使用しながらATMを操作している方を見かけたら、すぐに操作を中止するよう、勇気ある声掛けをお願いします。
※ 還付金詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。