令和6年5月16日に松山東署管内において警察官や検察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年2月下旬、松山市に住む70歳代女性に、警察官を名乗る女から、「暴力団関係者を逮捕したところ、あなた名義の通帳が見つかった。」「通帳が犯罪に使われ、多くの被害者が出ていて、あなたは裁判にかけられる。」「近々検察から連絡があるので、無実なら優先調査を依頼すればよい。」などと電話があった。
さらに3月上旬、検察官を名乗る男から、「あなたの優先調査をします。」「調査のため、1日2回定時連絡をしてください。」「こちらに現金を送金してもらい、犯罪に関係するものかどうかを判断します。」「この件は絶対誰にも話さないでください。」などと電話があり、これを信用した女性は、同月4日から4月16日までの間、合計17回にわたり、相手方が指定する複数の口座に、現金合計850万円を振り込み、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、警察署に相談してください。
〇「絶対に誰にも言ってはいけない。」などと言われても、電話等でお金の話になれば、必ず家族、知人又は警察等に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中!【5/13(月)?5/20(月)】
※オレオレ詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。