令和6年4月19日に西予署管内で、パソコンの修理代金等を名目とした架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年4月18日、60歳代男性が自宅のパソコンでインターネットサイトを閲覧していたところ、突然警告音とともにソフトウェア開発会社サポートセンターの電話番号が表示されたことから、同番号に電話をかけ、対応した同社を名乗る片言の日本語を話す男の指示どおりにパソコンを操作したところ、遠隔操作される状態になり、更に同男から、「トロイの木馬に感染しました。」「9割位は復旧できています。」「今後このようなことにならないようにサポート契約をしませんか。」「ネットバンキングか電子マネーで支払う方法があります。」などと言われ、これを信用した男性は、同男の指示に従い、同日、3回にわたり、西予市内や宇和島市内のコンビニエンスストア3店舗において、合計54万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を口頭で相手に伝えるなどして、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇国際電話番号による特殊詐欺が急増しています。
「+」や「010」などから始まる番号は、国際電話番号であり、このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇特殊詐欺でネットバンキングを悪用される事案も複数発生しています。絶対に電話で暗証番号等を伝えないようにしてください。
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて」と言われたら、間違いなく詐欺です。すぐに電話を切って、家族や警察に相談しましょう。
〇警告画面に表示された連絡先に電話すると、犯人につながるので、電話をしてはいけません。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
※架空料金請求詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。