令和6年4月17日に宇和島署管内で、パソコンの修理代金等を名目とした架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年4月6日、宇和島市に住む70歳代男性が自宅でパソコンを使用していたところ、パソコンから、「パソコンがウイルスに感染しました。」という音声が流れ、画面に電話番号が表示されたことから、同番号に電話をかけると、ソフトウェア開発会社社員を名乗る片言の日本語を話す男から、「何らかのウイルスに感染しているので、それを対処しないと元に戻りません。」「修理代と保証代が必要です。」「コンビニで電子マネーを買ってください。」などと言われ、これを信用した男性は、同日から翌7日にかけて、宇和島市内のコンビニエンスストアにおいて、複数回にわたり、合計80万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を前記パソコンの入力フォームに入力するなどして相手に伝え、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて」と言われたら、間違いなく詐欺です。すぐに電話を切って、家族や警察に相談しましょう。
〇サポート詐欺の被害では、パソコンの遠隔操作をされることもあります。まずはLANケーブルを抜いて、ネットワークを切断しましょう。
〇警告画面に表示された連絡先に電話すると、犯人に繋がるので、電話をしてはいけません。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
※架空料金請求詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。