令和6年12月13日、今治警察署管内で、警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年12月10日、今治市在住の50歳代男性の携帯電話に富山県警察の刑事を名乗る甲男から、「マネーロンダリングの犯人を捕まえて捜査をしたところ、あなた名義のキャッシュカードを発見しました。」などと電話があり、同人から指示されたSNSのアカウントを登録したところ、同SNSのビデオ通話機能を使って、同人から、警察手帳や逮捕状の写真を見せられたことから、同人を刑事だと信用し、同人から聞かれた口座残高等の質問に全て答えました。
その後、男性は、甲男から無実を証明するために検事と話すように指示され、画面に現れた検事を名乗る乙男から、「金融機関に調査を依頼して、認識番号を確認する必要があるが、認識番号はお金を振り込む際に取得できます。」「犯人が使用した口座の認識番号と、あなたが使用している口座の認識番号が合わなければ、無実を証明できます。」「捜査のため、指定した口座にお金を振り込んでください。」などと言われたことから、ビデオ通話をつないだまま今治市内の金融機関に行き、同所に設置されたATMを使用して、乙男から指定された口座に15万円を振り込み、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官をかたるオレオレ詐欺が増加しています。
警察官は職務上、SNSのアカウント交換やビデオ通話を求めることはなく、ビデオ通話を通じて警察手帳等を示すこともありません。
〇警察官(刑事)や検察官(検事)が、調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇電話で警察官を名乗っていても、お金の話になれば詐欺を疑い、相手の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。
→ 【愛媛県警察公式YouTube 警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】
https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6
※オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生するおそれがあるため、県内全域に配信しています。
警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました
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