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海外からの着信をブロックせず、また多額詐欺の被害が発生してしまいました!
今回の詐欺では、LINE等のテレビ電話機能ではなく、クラウドコンピューティングを使用してWeb会議サービスを利用する際に必要なアプリケーションが使用されました。
このアプリを入れさせた後、犯人とのやり取りはこのWeb会議の方法で何度も会話をしていましたが、最後まで自分が詐欺に遭っていることに気付きませんでした。
本被害は、愛知県警察の捜査二課の刑事、名古屋郵便局局員らを装ったオレオレ詐欺事案です。警察官を名乗り携帯電話に架電をした上、「愛知県に住む人からあなた名義のキャッシュカードや通帳が送られてきたと連絡があった。」「調査すると武蔵野郵便局から送られてきたことがわかった。身に覚えがないようならば警察に相談した方がよい。このまま警察につなぐこともできます。」などと嘘を言う電話が、海外からの着信を示す番号表示でなされました。
警察が、携帯電話やパソコン画面上で事情聴取したり、警察手帳や逮捕状を示すようなことは絶対にありません。また、LINEやWeb会議用のアプリ等を介してやり取りをすることもありません。
また、本被害でも、着信履歴は、アメリカやカナダなど北米地域の国番号を示す「+1」から始まる番号からの着信でした。
偽警察官や偽検察官などを装って行われる特殊詐欺事件では約8割が海外からの着信となっています。日常的に連絡を取り合っている家族や友人が外国で暮らしている人を除き、不用な海外からの着信をブロックするシステムが、警視庁が推奨しているアプリ「デジポリス」に今月1日から導入されました。デジポリスをインストールして、国際電話番号ブロックシステムを起動しておけば、こうした詐欺電話の着信を拒否することができます。高齢者だけでなく現役世代の男女を問わずご利用ください。
〈被害の状況〉
被害者は、令和7年11月22日午前10時49分頃、武蔵野市境の自宅にいたところ、携帯電話に名古屋中央郵便局相談センターを名乗る男から「あなた名義のキャッシュカードや通帳が送られてきたという愛知県居住者から連絡があった。確認すると、武蔵野郵便局から送られてきている。もし身に覚えがなければ警察に相談した方がよい。このまま電話を警察に繋ぐこともできる。」と言われ、被害者はそのまま電話で愛知県警察捜査二課を名乗る男に電話相手が代わり、話を続けた。
被害者は、「今あなたが置かれている状況について、これから□□(Web会議用アプリ)を使って説明するため、インストールするように。」と言われ、男の指示の通りインストールし、男のアカウントを登録すると男から連絡が来た。
被害者は、「今、大規模な詐欺事件の捜査をしている。内容は、〇〇銀行元経理部長●●が総額20億円規模の詐欺事件を起こし、逮捕した。●●が言うには、あなたに420万円を渡したと言っている。」「このままだと、あなたを今回の事件の共犯者として逮捕しなければならない。容疑を晴らすためにも協力して欲しい。あなたが今回の事件に関与していないことを証明するために、口座の取引履歴を調べるので、指定した口座に現金を預けて欲しい。」と言われ、「秘匿捜査のため他の警察に相談をせず、異常がないか毎日□□(Web会議用アプリ)で報告して欲しい。」等具体的な指示をされ、被害者は本物の警察官であると信じ込み、数日間に渡り16回、合計数千万円を振り込んでしまったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
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配信:安全対策課
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愛知県警察の警察官等を装った特殊詐欺被害が発生しました。
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