茨城県内で麻しん(はしか)患者の発生が確認されています。
令和5年4月27日に県内医療機関から麻しん(輸入例)の届出がありました。麻しんは世界で流行している感染症で、今後海外から持ち込まれる可能性や、そこから国内で広がる可能性が懸念されています。有効な治療方法がなく、予防する唯一の手段はワクチン接種です。予防接種歴を確認し、2回接種していない方は予防接種を検討しましょう。
〇麻しんとは
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスに感染しておこる感染症です。感染すると、約10日後に38度程度の発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が2〜4日続き、その後39度以上の高熱と共に発疹が出現すると言われています。
〇以下の麻しん定期予防接種対象者で、まだ受けていないお子さんは、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
第1期:1歳〜2歳未満
第2期:小学校就学前の1年間(年長児)
〇症状から麻しんが疑われる場合、必ず事前に保健所に連絡のうえ、保健所の指示に従って医療機関を受診してください。受診の際は、周囲の方へ感染させないよう、マスクを着用し、交通公共機関等の利用を避けてください。
竜ケ崎保健所:0297-62-2161
詳細については、【茨城県感染症情報センターホームページ】を参照ください。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/index.html
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