八戸警察署で警察官などをかたる500万円[青森県 04/14 15:58] 青い森のセーフティネット

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 本年3月17日頃、青森県内居住のAさん(70歳代・男性)の自宅電話に、デジタル庁管理局の「ヤマシタ」を名乗る女から「あなたの携帯電話が不正に契約されています。」と電話があり、更に、新宿警察署の「志摩」を名乗る男が電話に出て「特殊詐欺の主犯であるカンダセイジを逮捕したところ、あなた名義の口座にもお金が振り込まれているのがわかった。あなたに逮捕状が出ている。」と言われ、LINEアカウント「志摩一未」を登録してLINEでやり取りするよう指示されました。
 その後、志摩からLINEメッセージで、志摩の警察手帳の画像やAさんに出ている逮捕状の画像を示され、LINEアカウント「立花賢吾」を利用する検察官の「立花」を名乗る男からLINE電話で、銀行口座の口座番号や残高を聞かれ、これに答えたところ、立花から「口座のお金を調べる。定期を解約して、私が言う口座にATMでお金を振り込んでもらう。」と言われ、Aさんは定期預金を解約し、3月18日から26日までの間、5回にわたり、青森県内の金融機関のATMを利用して、その都度指定された個人名義の5口座に現金合計500万円を送金しました。しかし、振込後、立花のLINEアカウントが削除されたことから、被害に気が付いたものです。
〇 警察官などをかたり、金銭を要求するのは詐欺です。
〇 犯人はLINEなどで連絡を取り合い、逮捕状や警察手帳などを見せて信じ込ませようとしますが、警察がLINEなどで連絡をすることはありません。
〇 急に電話があった後、現金を要求された際は、家族、知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談し、絶対に一人で対応しないでください。
 八戸警察署 0178−43−4141


八戸警察署で警察官などをかたる500万円被害の特殊詐欺を認知
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