本年5月6日、青森県内に居住する60歳代女性の携帯電話に「+81の電話番号」から着信があり、国の機関の「フクヤマ」を名乗る男から「あなたのメールを不正に使った人がいて、被害者が多数出ている。まずこちらに登録してもらう必要があるから、コンビニで電子マネー30万円分を買ってください。」などと言われ、電話をつないだままコンビニエンスストアで電子マネーを購入後、利用権コードを伝えたところ、更に「+1の国際電話番号等」から着信があり「フクヤマ」「タナカ」を名乗る男から「被害者の弁済のため、50万円の保険に入る必要がある。他にも被害がある。300万円で無制限の保険に入れる。被害者にお金を振り込む必要がある。財産があるのは良くないため、残りの財産も振り込んでください。」などと言われ、5月8日から5月22日までの間、8回に渡って現金合計709万9,000円を指定された口座に振り込み、結果、電子マネー利用権30万円分を含めた合計739万9,000円の特殊詐欺被害が発生したことを認知しました。
★ 被害者の携帯電話の不正利用による弁済等の名目で、電子マネー利用権や現金をだまし取る特殊詐欺が発生し
ています。一度でも要求に応えると「他にも被害がある」などと言われ、要求がどんどんエスカレートしていき
ます。身に覚えがない請求などが来た場合には、すぐに警察に相談してください。