【被害】ニセ警察詐欺の被害を認知しました[愛媛県 12/17 08:34] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和7年12月16日、八幡浜署管内で、警察官等をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

 令和7年11月25日、西宇和郡伊方町在住の60歳代女性の携帯電話機に、「+(プラス)」で始まる国際電話番号から電話があり、クレジットカード会社の職員を名乗る甲男から、「あなたの口座が不正に使われている。」「福島県警の人から連絡がある。」などと言われ、続いて別の「+(プラス)」で始まる国際電話番号で福島県警察を名乗る乙男から電話があり、「あなた名義の口座が悪用され、何人も被害が出ている。」「取調べをする必要がある。」「テレビ通話をしたい。」などと言われ、女性は、乙男の指示に従いスマートフォン契約をしたところ、乙男からビデオ通話に誘導され、警察官の制服のような姿を見て、本物の警察官と信用しました。

 その後、乙男から、「犯罪に加担していないか調査する必要がある。」「誰かにこのことを話したら、逮捕しなければならない。」「口座の資金調査のため、お金を振り込んでもらう必要がある。」「実際に振り込んでもらえれば、そのログで犯行に使われたときの振込みと一緒かどうかわかる。」などと言われ、さらに、福島県の検事を名乗る丙男に電話を代わり、振込みについて指示され、これを信用した女性は、同月29日、インターネットバンキングを利用して丙男に指定された口座に296万円を振り込み、だまし取られました。

【だまされないための対策】

〇 ニセ警察詐欺による被害が急増しています。「逮捕を免れるためには全財産を調べる必要がある。」などと資金調査を名目とし、被害者の全財産をだまし取ろうとするため、一件当たりの被害額が急増しています。

〇 犯人側が、「守秘義務が課せられている。」などと被害者を脅し、周囲に相談できない状況を作って孤立させ、被害に気付きにくい状況を作り出します。

〇 電話で警察官等を名乗っていても、お金の話になれば詐欺を疑い、一旦電話を切って、相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をお願いします。

※特殊詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。


【被害】ニセ警察詐欺の被害を認知しました!
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