10月30日及び10月31日に特殊詐欺の予兆電話を合計13件認知したため、今後1週間、特殊詐欺被害アラートを発令します。
発令期間は、令和7年10月31日(金)から11月7日(金)までの間です。
【予兆電話のあった日・件数と地域】
〇10月30日(木)【11件】:今治市(伯方署管内)、松山市(松山東署管内、松山南署管内)、伊予郡砥部町、伊予市、西予市
〇10月31日(金)【2件】:松山市(松山東署管内、松山南署管内)
【予兆電話の特徴等】
今回、認知した予兆電話13件のうち、オレオレ詐欺(ニセ警察詐欺)に繋がるものが10件、還付金詐欺に繋がるものが3件でした。
また、13件のうち4件は自動音声ガイダンス電話が使われていました。
オレオレ詐欺の電話の始まりは、厚生労働省医療局等をかたるもので、「あなたは石川県の病院で薬が処方されている。」「個人情報が漏れている。」「保険証やマイナンバーカードを無くしていないか。」などと言われた後に、警察官をかたる犯人に電話が繋がり、「あなたに犯罪の疑いがある。」「取調べをする。」などと不安にさせた後、SNSのビデオ通話に誘導され、警察手帳や逮捕状のようなものを提示するなどして信用させ、「あなたの資産を確認する必要がある。」などと資金調査の名目で現金の振込みなどを要求されます。
還付金詐欺の電話では、犯人から、「ATMに行ってもらえれば手続を案内します。」などと言ってATMへ誘導されて操作を指示されたり、インターネットバンキングを使うよう指示されたりしてお金をだまし取ろうとしてきます。
【被害に遭わないためのポイント】
〇相手が警察官と名乗っていても、電話で心当たりのない話が出れば、相手の警察署や氏名を確認し、自分で調べた正規の番号に電話をして確認しましょう。
〇自治体や公的機関の職員が、ATMで保険料や医療費、年金などの払戻しの手続を依頼することはありません。
〇ATMで還付金や払戻金を受け取る手続は出来ません。
〇電話でお金の話になれば詐欺を疑って会話の途中でも電話を切りましょう。
【特殊詐欺被害アラートとは】
1週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を1日に2件以上認知した日が2日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。
※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。
特殊詐欺被害アラートを発令しました!
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