令和7年1月22日に松山東署管内で、約1,020万円相当の暗号資産を被害額とするSNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年7月10日、松山市在住の40歳代女性はSNSを通じて香港出身を名乗る男と知り合い、以後、別のSNSに誘導されメッセージ機能を利用してやり取りを重ねるうちに、相手方に親近感を持つようになっていたところ、相手方から、「結婚したい。二人の生活資金を貯めるために暗号資産投資をしよう。」などと言われ、暗号資産の投資を勧められました。
相手方のことを信用した女性は、同月22日、相手方の指示に従い、国内の暗号資産取引所のアプリをダウンロードして女性名義の口座を開設して10万円分の暗号資産を購入し、国外の暗号資産取引所へ送信したところ、利益分が上乗せされた暗号資産が女性名義の口座に入金されました。
同男の投資話をますます信用した女性は、相手方の指示に従い、同月25日から同年10月3日までの間、複数回にわたり、同様に約1,010万円相当の暗号資産を送信し、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
SNS型ロマンス詐欺が増加しています。
〇SNSを通じて知り合っただけの一度も会ったことのない人からお金や暗号資産の投資の話が出たら、詐欺を疑ってください。
〇暗号資産の仕組みが分からないまま、相手方の「必ずもうかる。」「言うとおりにすれば手続できる。」などという甘言に惑わされないようにしてください。
※SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。
【被害】SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました
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