令和6年12月26日、新居浜警察署管内で、警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年12月12日、新居浜市在住の20歳代男性の携帯電話に、愛知県警察捜査二課の刑事を名乗る甲男から、「詐欺事件の犯人の家からあなた名義のキャッシュカードが出てきて、あなたが容疑者として浮上しました。」「今すぐにでもあなたを逮捕することができます。」などと電話があり、同人から、SNSのアカウントを登録するよう指示されました。
その後、同SNSのビデオ通話機能を使って同人から警察手帳のようなものを見せられた上、男性の氏名が記載された逮捕状のような書類等の画像が送信され、さらに、警察庁の刑事を名乗る乙男から、「あなたがマネーロンダリングに関与したことで逮捕状が出ています。」「資産調査をする必要があるので、資産を指定する口座に送ってください。」「犯罪に加担していない確認が取れれば、あなたは逮捕されないし、お金も全て戻ってきます。」などと電話で言われたことから、これを信用した男性は、同日、新居浜市内において、インターネットバンキングを利用し、乙男から指定された口座に415万円を振り込み、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官をかたるオレオレ詐欺が増加しています。
警察官は職務上、SNSのアカウント交換やビデオ通話を求めることはなく、逮捕状の画像を送信するようなこともありません。
〇警察官が、SNSを利用して警察手帳を見せたり、調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇電話で警察官を名乗っていても、お金の話になれば詐欺を疑い、相手の所属や名前を確認する、一旦電話を切って、相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。
→【愛媛県警察公式YouTubeチャンネル「総務省の自動音声から始まるオレオレ詐欺の電話 実際の会話」】
https://www.youtube.com/watch?v=z15PMKEAdsc&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=7
※オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生するおそれがあるため、県内全域に配信しています。
警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました
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