令和6年10月10日に今治署管内において警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年10月8日、今治市在住の30歳代男性の携帯電話に警察庁又は警視庁の警察官をかたる甲男から、「特殊詐欺の犯人が捕まり、犯人の家の家宅捜索をしたところ、あなた名義のキャッシュカードが見つかりました。」「あなたも被疑者として名前が挙がっていますので、出頭できますか。」などと電話があった後、兵庫県警の警察官をかたる乙女に電話がつながり、同人から指示されたSNSのカウントを登録しました。
その後、男性は、乙女から、同SNSのビデオ通話機能を使って警察手帳のようなものを見せられ、「あなたに詐欺の報酬が流れていないか調べる必要があります。」「実際にお金を動かして調べる必要があるので、お金を振り込んでください。」「確認が取れればお金は返します。」等と言われ、これを信用した男性は、同日、合計5回にわたり、相手の指定する複数の口座に、現金合計266万円を振り込み、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官をかたるオレオレ詐欺では、犯人がSNSで連絡を求め、警察手帳のようなものを見せつける事例が確認されています。警察官が職務上、SNSのアカウントの交換やビデオ通話を求めることはありません。またオレオレ詐欺の中には検察官をかたるものも確認されています。
〇警察官や検察官が調査の名目で、現金の振込みを要求することはありません。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦電話を切って、相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
※ オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。
警察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました
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