SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました[愛媛県 08/27 15:35] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年8月27日に宇和島署管内で、被害総額約4,380万円のSNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

 令和6年7月上旬、宇和島市在住の70歳代男性は、SNSを通じて、日本人女性名を名乗る自称外国人女性と知り合い、やり取りを重ねるうちに、同女から、「暗号資産で儲かったので、やってみたら。」「叔母が暗号資産の情報を入手できる金融関係の職員で、叔母から情報を入手して儲けることができる。」等とメッセージで投資を勧められ、これを信用した男性は、同女の指示に従い、同月21日から同月25日までの間に、日本国内の暗号資産取引所で、5回にわたり合計約2,100万円分の暗号資産を購入し、同女から指示された暗号資産取引所のアドレスに送信しました。

 その後、同取引所のインターネットサイトで利益が上がったのが確認でき、さらに信用を深めた男性は、同女から、「利益も含めて投資した分を引き上げましょう。」等と言われたことから、出金手続を取ろうとしたところ、同取引所を名乗るアカウントから、SNSを通じて、「規定に従って、利益の30%の所得税を納付する必要がある。」「日本に送金するためには19%の補償金が必要」「日本と外国に分けて送金する場合、950万円の補償金が必要」等とメッセージが送信されてきたことから、同年8月2日から同月14日までの間に、自宅からインターネットバンキングを利用して、同人から指定された口座に5回にわたり、合計約2,280万円を送金し、それぞれだまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇「必ずもうかる。」「あなただけにご紹介」などのあたかも利益が出るような口ぶりで投資を持ち掛けられたら、詐欺を疑いましょう。

〇SNSを通じて知り合っただけの一度も会ったことのない人からお金の話が出たら、詐欺を疑ってください。

〇個人名義の口座にお金を振り込ませようとしたり、振込先がすぐに変わる場合は、詐欺を疑ってください。

※SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。

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