警察官を装うオレオレ詐欺の被害を認知しま[愛媛県 08/21 08:50] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年8月20日、松山西警察署管内で警察官を装うオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の概要】

令和6年8月20日午前、神奈川県在住で愛媛県に来県していた40歳代男性の携帯電話に、警視庁の警察官を名乗る甲男から、「犯罪の容疑で逮捕状が出ている。」などと電話があり、次いで鹿児島県警察の警察官を名乗る乙男から、「話を聞くために鹿児島県まで来るように。」などと言われました。

男性が鹿児島県までは行けないことを伝えたところ、「それならばビデオ通話で取調べをする。」などと言われ、乙男から、スマートフォンアプリのビデオ通話機能を使って、警察手帳のようなものを見せられ、「特殊詐欺グループを検挙したところ、あなた名義のカードが見つかった。」「口座が犯罪に使われているので、これから逮捕状を取って逮捕する。」「特殊詐欺グループに関わっていないのなら、証明のため指定する口座に資金をすべて振り込め。」「調査が終わればお金は返す。」などと言われ、これを信用した男性は、インターネットバンキングを利用して、相手方に指定された口座に、現金合計561万円を振り込み、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇「+」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。

〇国際電話番号からの発信で、全国の警察機関で使われている末尾が「0110」の番号を使い、警察官を名乗って電話をかけてくる特殊詐欺事件も発生しています。

〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。

〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。

〇警察官や検察官をかたる犯人は、「この電話のことは絶対に誰にも言ってはいけない。話をすると相手も罪に問われる。」などと話して口止めをする場合があります。

〇電話でお金の話が出れば、一旦電話を切って、家族、知人、警察に相談しましょう。

※オレオレ詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、県内全域に情報発信しています。

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