令和6年8月14日、松山市内(松山南署管内)において還付金詐欺の予兆電話を認知しました。
【予兆電話の内容】
令和6年8月14日午後2時20分頃、松山市在住の60歳代男性方の固定電話に、市役所保険課の職員を名乗る男から、「平成25年から平成30年の5年間で徴収しすぎた保険料があります。3万5,400円です。保険料の還付の請求書類を送らせていただいているのですが、届いていますか。今年の7月末が期限だったのですが。」などと電話があり、男性が届いていない旨伝えたところ、「還付の方法ですが、7月末までは郵送での対応だったのですが、以降は金融機関での手続となるので、取引先の金融機関に行っていただいてもいいですか。」などと言われたことで男性が不審に思い、相手の所属を質問したところ、電話を切られたことで被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇市役所など官公庁の職員を名乗っていても、信用せず、所属や連絡先を確認してください。
〇自治体や金融機関の職員を名乗っていても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、誰かに相談しましょう。
〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。
〇携帯電話で通話しながらATMを操作している人を見かけたら、勇気ある声掛けをお願いします。
※還付金詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。