特殊詐欺の予兆電話を複数認知しています[愛媛県 08/09 16:03] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年8月9日(金)、愛媛県内(新居浜市、松山市、伊予郡松前町、宇和島市)において、特殊詐欺の予兆電話を認知しています。

〇8月9日(金)午前9時30分頃、新居浜市と松山市(松山南警察署管内)在住の方の固定電話に、総務省の職員をかたる男から、「あなた名義の携帯電話から大量の迷惑メールが送られている。」などというオレオレ詐欺に発展する可能性のある電話がありましたが、電話に出た方が、サギの電話だと気付いて、電話を切ったことで、被害には遭っていません。

〇8月9日(金)午後1時頃、宇和島市在住の70歳代女性方の固定電話にも、総務省の職員をかたる男から、「あなた名義の携帯電話が犯罪に利用されており、手続をしないと後2時間で電話が使えなくなる。」などと電話があり、その後、警視庁の職員をかたる者から、「犯罪に使われた携帯電話に心当りが無ければ、警察に被害届を出して協力するように。今後の連絡はLINEで行います。」などと言われ、LINEの連絡先を交換しましたが、すぐに宇和島警察署へ相談したことで被害には遭っていません。

〇8月9日(金)午後1時40分頃、伊予郡松前町在住の60歳代女性方の固定電話に、役場職員をかたる男から、「令和6年2月頃に、還付金の払い戻しにかかる書類を送付しましたが返事がないので連絡しました。」などと、還付金詐欺の予兆電話がありましたが、女性がサギの電話だと気付き、電話を切ったことで被害には遭っていません。

【被害に遭わないためのポイント】

〇総務省の職員をかたる予兆電話は、個人情報保護委員会や警察・検察などの公的機関をかたる犯人と代わり、個人情報漏えいの保証金名目、捜査・調査名目、口座凍結回避名目など様々な理由をつけてお金を要求されるオレオレ詐欺に発展する可能性があります。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。

〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。また、同じ方に複数回かかる可能性もあります。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇携帯電話で通話しながらATMを操作している方を見かけた際には、勇気を持った声かけと警察への通報をお願いします。

〇予兆電話を受けた際には、警察への情報提供をお願いします。

※特殊詐欺被害アラート発令中!

 【8月6日(火)?8月13日(火)】

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。

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