令和6年7月29日、松山南署管内で、還付金詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年7月25日、上浮穴郡久万高原町在住の60歳代男性が松山市内の実家に帰省していたところ、実家の固定電話に市役所職員を名乗る男から、「市役所福祉課のものです。以前、封書を送ったのですが、返事がなかったので電話しました。」「保険料を払いすぎていて、過払い分をお返ししないといけません。還付手続きはATMでできますが、お使いの口座はどちらですか。」「金融機関の担当者に代わりますから、今からいう番号に連絡をお願いします。」などと電話がありました。
その後、すぐ、指示された電話番号にかけたところ、金融機関の職員を名乗る男から「保険料の還付手続きはATMでできます。」「コンビニに行き、着いたら連絡をください。」などと言われました。
男性は、払戻しを受けられるものと信用し、同日、指定された松山市内のコンビニエンスストアのATMまで赴き、先の連絡先に電話をかけ、金融機関を名乗る男から指示されたとおりにATMを操作したところ、「手続きに失敗してしまいました。もう一度やってください。」「このカードではダメのようです。他のカードはありますか。」などと言われ、3回にわたり、相手方が指定した口座に、現金合計約200万円が振り込まれることとなり、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント!】
〇「ATMで払戻金や還付金が受け取れる」は詐欺です。
〇自治体や金融機関の職員が、電話でATMの操作を依頼することはありません。
〇携帯電話を使用しながらATMを操作している方を見かけたら、すぐに操作を中止するよう、勇気ある声掛け、警察への通報をお願いします。
※ 還付金詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。
※ 特殊詐欺被害アラート発令中!【7月25日?8月1日】