令和6年7月25日、松山東署管内において、オレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。
【予兆電話の内容等】
令和6年7月25日、松山市在住の50歳代男性の携帯電話に、警視庁捜査二課を名乗る男から電話があり、「事件についてお伺いしたい。鹿児島に心当たりありますか。」などと言われ、男性がないことを伝えると、「鹿児島県警まで身分証明書を持って来れますか。」などと言われ、男性が折り返し電話をかける旨を伝えると、電話が切れたため、被害には遭っていません。
この予兆電話は、+(プラス)からはじまる国際電話番号で末尾が「0110」となっていました。
※この種類の予兆電話は、警察官をかたる犯人だけでなく検察官をかたる犯人が登場し、優先調査などを名目に現金の振込などを求められるオレオレ詐欺に発展する可能性があります。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「+」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。
〇国際電話番号からの発信で、全国の警察機関で使われている末尾が「0110」の番号を使い、警察官を名乗って電話をかけてくる特殊詐欺事件も発生しています。
〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
〇警察官や検察官をかたる犯人は、「この電話のことは絶対に誰にも言ってはいけない。話をすると相手も罪に問われる。」などと話して口止めをする場合があります。
〇電話でお金の話が出れば、一旦電話を切って、家族、知人、警察に相談しましょう。
※オレオレ詐欺の予兆電話は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。