令和6年7月11日、県内(新居浜市、西条市、松山市、大洲市)において、特殊詐欺の予兆電話を合計6件認知したため、同月12日、特殊詐欺被害警報を発令しました。
【予兆電話の特徴等】
今回、認知している予兆電話6件のうち、1件は造幣局をかたる自動音声ガイダンスで、「2時間後に旧札が使えなくなります。」などという新紙幣発行に便乗した架空料金請求詐欺の予兆電話となっています。
ほかの5件は、総務省などをかたる自動音声ガイダンスで、「電話が使えなくなります。1番を押してください。」などと伝え、ガイダンスに従い操作すると、オペレーターを名乗る犯人に繋がり、「あなたの携帯電話が犯罪に使われている。」などと言われ、その後、警察や検察をかたるオレオレ詐欺の予兆電話です。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「旧紙幣(旧札)が使えなくなる。」という電話は詐欺です。旧紙幣は引き続き使用することが出来ます。
〇電話でお金の話になれば、詐欺を疑って会話の途中でも電話を切りましょう。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。
〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワードなどを他人に教えないようにしましょう。
〇詐欺犯人は、「絶対に誰にも言ってはいけない。」などと口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。
〇+(プラス)や010から始まる電話番号は国際電話番号であり、心当たりがない場合、電話に出ない、折り返さないようにしましょう。
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。