警察官や検察官をかたるオレオレ詐欺の被害[愛媛県 07/10 17:09] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年7月10日、松山東署管内においてオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

令和6年6月19日、松山市在住の20歳代女性の携帯電話機に、「あなたの携帯が使えなくなります。」等と音声ガイダンスの電話があり、ガイダンスに従い操作したところ、電話会社社員を名乗る甲男が出て、「あなたと同じ名前、番号の携帯電話で迷惑行為があり、あなたの電話が使えなくなります。」「このまま警察官に繋ぐので警察に説明してください。」などと言われ、警察官を名乗る乙男に電話が繋がり、「詐欺事件の容疑者としてあなたの名前が挙がっている。」「このままでは逮捕されるが、検察官に優先調査をお願いすれば逮捕されないかもしれない。」などと言われました。

翌日、再度乙男から電話があり、「今から検察官に繋ぎます。」などと言われ、検察官を名乗る丙男に電話が繋がり、「優先調査をする上で、あなたが逃走しない保証金として被害金の1パーセントを検察に収めてください。」「事件に関係ないと分かれば返金します。」などと言われ、これを信用した女性は、同月22日、相手が指定する口座に現金225万円を振り込み、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇「+」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。

〇国際電話番号からの発信で、全国の警察機関で使われている末尾が「0110」の番号を使い、警察官を名乗って電話をかけてくる特殊詐欺事件も発生しています。

〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。

〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。

〇電話でお金の話が出れば、一旦電話を切って、家族、知人、警察に相談しましょう。

※オレオレ詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。

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