令和6年6月13日、15日、17日に、特殊詐欺の予兆電話を複数認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。
発令期間は、令和6年6月18日(火)から6月25日(火)までの間です。
愛媛県内に特殊詐欺の電話が多くかかっていますので、いつも以上に警戒をお願いします。
【予兆電話のあった日と地域】
〇6月13日(木):松山市(松山南警察署管内)、宇和島市
〇6月15日(土):松山市(松山西警察署管内)、四国中央市
〇6月17日(月):松山市(松山東警察署管内)、伊予市
【予兆電話の特徴等】
今回、認知している予兆電話6件の内、4件が総務省職員をかたる犯人からの電話です。
この種類の予兆電話は、「あなた名義の携帯電話が犯罪に利用されている。警察と話す必要がある。」などと電話があった後、警察や検察を名乗る犯人から「詐欺グループリストに名前が載っている。口座も悪用されている。引き続き連絡をとる必要がある。」などと言われ、連絡をとっていると、資金調査や口座凍結回避などの名目で、振込を求められたり、インターネットバンキングを使うよう指示されるなどしてお金をだまし取られる被害に遭います。また、連絡の過程でSNS(LINE)の連絡先交換を求められる事例も確認しています。
【被害に遭わないためのポイント!】
〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、誰かに相談しましょう。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。
〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を他人に教えないようにしましょう。
【特殊詐欺被害アラートとは】
1週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を1日に2件以上認知した日が2日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。
※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。