令和6年6月7日に今治署管内で、SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年4月中旬頃、今治市在住の40歳代男性は、SNSで男女の出会いを装ってダイレクトメッセージを送ってきた自称外国人女性と知り合い、以後、別のSNSメッセージ機能でやりとりを重ねていたところ、相手方から「趣味で仮想通貨を使った投資をしている。」「短時間で大金を稼ぐことができる。」などと投資を勧められました。
相手方のことを信用していた男性は、その指示に従い、同年4月24日から5月28日にかけて、スマートフォンを使用して、暗号資産販売所で暗号資産を正規に購入した都度、指定された暗号資産取引サイトにアクセスした上、同じく指定されたアドレスに送信するなどし、合計9回にわたり、約650万円相当の暗号資産をだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
SNSを利用した暗号資産投資名目の詐欺が増加しています。
〇FX投資や暗号資産の仕組みが分からないまま、投資家等を名乗る相手方の「必ずもうかる。」「言うとおりにすれば手続できる。」等という甘言に惑わされないようにしてください。
マッチングアプリを利用した投資目的のロマンス詐欺も発生しています。
〇 マッチングアプリを通じて知り合った人物と会ったこともないのに、投資やお金の話を持ちかけられる。
このような場合は、一度冷静になり、家族や友人、警察に相談してください。
※SNS型ロマンス詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。