宇和島市と伊予郡松前町において、固定電話への予兆電話を認知しました。
【予兆電話内容】
1件目、令和6年6月10日午前10時20分頃、宇和島市に住む70歳代女性方の固定電話に、女の声の自動音声で、「この電話番号の料金が支払われていないため、あと2時間で電話が使えなくなる。」などと電話がありましたが、女性が電話を切り、電話会社に確認したことで、被害には遭っていません。
この電話は、この後、警察官や検察官を名乗る犯人につながり、調査や口座凍結回避名目等での振込みや、通帳やキャッシュカードの交付を要求される詐欺に発展する可能性があります。
2件目、同日午前11時頃、伊予郡松前町に住む70歳代女性方の固定電話に、証券会社社員を名乗る男から、「社債の購入をしませんか。」などという電話がありましたが、女性が電話を切り、相手が名乗った証券会社に電話で確認したことで、被害には遭っていません。
この電話は、この後、「権利を譲ることは名義貸しで犯罪になる。」「名義貸しをしたことで、口座が凍結されてしまうため、現金を宅配便で送って。」などと要求される詐欺に発展する可能性があります。
【被害に遭わないためのポイント】
〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。
〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。
〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、電話を切り、家族、知人、警察に相談しましょう。
〇予兆電話を受けた際には、警察への情報提供をお願いします。
※特殊詐欺被害アラート発令中!
【6月4日(火)?6月11日(火)】
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。